暑さ、寒さも彼岸までという言葉がありますが、
近頃は肌寒さを感じる朝もあり、秋の深まりを実感しています。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
さて、冒頭で少し触れましたが、この時期よく聞くお彼岸という言葉。
皆さま何を指しているかご存知ですか?
先週20日彼岸入りし、26日に彼岸明けしますが、
彼岸は彼岸会(ひがんえ)とも呼び、春と秋の2回あり、春は、春分の日を含めた前後7日間と
秋は秋分の日を含めた前後7日間の季節の代わり目に迎えます。
春分と秋分の日は、昼と夜の長さがほとんど同じになり、
太陽が真東から登って真西に沈むという事から、
仏教ではあの世とこの世が最も近くなる日とされています。
仏教徒はこの期間に精進することで、浄土へ行けるという考えがあります。
日本では、この時期に収穫の祈願などが行われていたため、
先祖の供養としてお墓参りもする習慣ができました。
仏教行事ではありますが、日本特有の行事になっていったのですね。
先程の「暑さ、寒さも彼岸まで」という言葉も、コミュニケーションの際に、
相手を労わる日本特有の気遣いの一言です。
そのような文化を忘れずに居たいですね(*^^*)
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