今週にも梅雨入りが発表されそうな今日この頃。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
この時期になると、町のあちらこちらで美しく咲く、あじさいを見かけます。
あじさいは漢字で「紫陽花」と書きますが、
日本最古の和歌集である、万葉集では「味挟藍」や「安治佐為」の字を
あてて書かれていたようです。
今の「紫陽花」は唐の詩人が、おそらくライラックという別の花につけた名を、
平安時代の学者が誤ってこの漢字をあじさいにあてたことから広まったとされているそうです。
そんな6月を象徴するあじさいの花をモチーフに、
名古屋市名東区の住宅型有料老人ホーム『とまり樹一社』で行われる、
つまみ細工教室で、ご入居者さまが壁掛けを制作されました。
つまみ細工は江戸時代から伝わる技法で、
布を正方形に小さく切り、つまんで折りたたみ、
組み合わせることによって花などの形をつくるものです。
和服に合う髪飾りなどが代表的で、舞妓さんのかんざしなどにも使われている技術です。
今月のお題である「あじさい」は、
大きめの葉っぱを模した額縁に、つまみ細工で出来上がった紫陽花の花を散りばめ、
綺麗な壁掛けが出来上がりました。
季節を感じられる、素敵な作品になりました(^^♪
【名古屋市名東区・住宅型有料老人ホーム とまり樹一社】