週末心配されていた台風が過ぎ去り、爽やかな秋晴れとなりました。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
今日から10月。
10月は日本で別名、神無月と呼ばれます。
神無月の由来に、この月、出雲大社に日本中の神様が集まり、
出雲以外に神様がいなくなることから、神無月と呼ばれるようになったという説がありますが、
実はこの説は中世後の後付けで、出雲大社の御師が全国に広めた語源俗解なんだそうです。
しかしこの説は古くからあり、広く流布し、浸透してる為か、
この説が基となり、出雲地方では、神様が集まる神在月と呼ばれるようになりました。
また留守神といい、出雲に神様が皆集まってしまっては、その地域を鎮護するものが
居なくなるので、留守番をする神様がいると言われている地域もあります。
言葉や話の正確さを知り、誤った情報に流されないことは大切ですが、
一つの民間語源が数百年もの間、人々に言い伝えられ、
それを基にまた新しい説が出来るという、言葉が持つ、「伝わる力」を感じます。
言葉が持つ「力」を慎重に扱う事は勿論ですが、
介護の現場で、言葉を感謝や気持ちに表し、ご利用者さまに伝えていきたいと思います。
【名古屋市緑区・名東区 住宅型有料老人ホームとまり樹】
【名古屋市緑区・デイサービスとまり樹の家】