クリスマスのイルミネーションが各所で観られ、
目を楽しませてくれる頃となって来ました。
皆さまいかがお過ごしでしょうか?
クリスマスの前に、今週の金曜日、12月22日には「冬至」を迎えます。
冬至は皆さまご存知の通り、一年のうちで最も日照時間が短い日です。
昔から冬至は、太陽が生まれ変わる日とされ、世界各地で祝祭が盛大に
行われてきたそうです。
旧暦も冬至を起点として暦を計算しています。
日本での冬至は、中国からの影響を多く受けており、
日照時間が短いことから、太陽の力が最も弱まる日とされているそうですが、
ある説では、この日を境に、再び日照時間が長くなり始めることから、
「一陽来復」と言い、陰が極まり、再び陽にかえる日という意味で、
冬至を境に運が向いてくると捉えられてきました。
そのためか、縁起を担ぐ風習が各地でみられますが、
その一つに、「ん」の付くものを食べると「運」が呼び込めると言われる説があります。
中でも、冬至の七種と言われる、
南瓜(なんきん)・蓮根(れんこん)・人参(にんじん)・銀杏(ぎんなん)・金柑(きんかん)
寒天(かんてん)・饂飩(うどん)はたくさんの「運」を呼び込めると言われています。
「運」を呼び込むために食べたほうがよいとされてはいますが、
南瓜(かぼちゃ)は、ビタミンAやカロチンが豊富なので、
風邪の予防や脳血管疾患の予防に効果的な食材でもあります。
今年はクリスマスの前に、日本ならではの冬至の風習を楽しんでみても良いかもしれません(*^▽^*)
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