とまり樹通信 12月16日配信

2019.12.16

街路樹の枝々も葉を落とし、すっかり冬景色に変わりました。

皆さまいかがお過ごしでしょうか?

 

昨日から年賀郵便の特別取り扱いが開始になりましたね。

年賀状の起源ははっきりしないそうなのですが、

奈良時代には年始の挨拶まわりの行事があったそうです。

平安時代になって貴族や公家の中で年始の挨拶まわりの風習が広まり、

その中でも遠方で直接挨拶に伺えない場合に、文書による年始挨拶が行われたようです。

その後、武家社会において文書での挨拶が一般化し、飛脚や使用人を使って

文書が運ばれるようになり、明治維新後、郵便制度が確立しました。

その当時の年賀状は書状で送られており、数も多くなかったそうですが、

1873年に郵便はがきが発行されるとはがきで年始の挨拶を送ることが急速に広まり、

1887年頃には国民の間に年末にはがきを出すことが年中行事として

定着するようになったそうです。

今のような郵便の特別扱いが始まったのは1899年ですが、

1949年にお年玉付き年賀はがきの発行が始まり、

2003年には発行枚数が44憶5936万枚とピークを記録しました。

昨今では電子メールやSNSで年始の挨拶をする方が多く、お年玉付き年賀はがきの

発行枚数はピーク時の半分ほどに減っているのだとか。

日本の古き良き風習が減りつつあるのは少し悲しい気持ちになりますね。

 

ご高齢者の方だと、毎年お出しするのが大変になってきたというお声も聞きます。

とまり樹の各施設では、郵便を出すサービスも行っていますので、

施設にご入居されても、昔ながらの習慣を、ご本人さまのお気持ちがあるうちは

続けていただける様、サポート出来たら良いなと思います(*^^*)

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【名古屋市緑区・名東区・住宅型有料老人ホームとまり樹】

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